産後に母乳が出ないママへ!諦めないで試してほしいこと

待望の赤ちゃんがようやく産まれて幸せいっぱいの中、新米ママがまず最初にぶつかる壁は
「授乳」じゃないでしょうか。

産まれたのに全然母乳が出ない。
赤ちゃんの体重が増えない。
ミルクじゃダメなの?

こんな悩みを抱えている新米ママは、きっとたくさんいますよね。

私も一人目出産後、退院してからもしばらく母乳が出てくれずに本当に苦労しました。
ようやく母乳育児が軌道に乗ってきたのは、産後一か月程経ってからです。

焦る必要なんてまったくありません。
ゆっくりと、これから紹介する方法を試してみてくださいね。

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どうして母乳が出ないの?

授乳の回数と頻度

授乳の回数と頻度は、母乳の出方と密接に関係しています。
母乳は、赤ちゃんがおっぱいを吸うことにより乳頭が刺激されて分泌されます。

赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらう回数が少ないと、脳に母乳を作るという指令が届かなくなってしまい、作り出される母乳の量が減ってしまうそうです。

栄養不足

赤ちゃんのお世話で忙しく、自分の食事が疎かになり、母乳を作り出すための栄養が不足している
こともよくあります。
母乳はママの血液から作り出されます。
そのため、ママの栄養が不足していると、自然に母乳の量も減ってきてしまうのです。

授乳中のママは母乳を分泌するために、通常よりも約450~470kcalのエネルギーを確保するほうが
良いそうです。
一回の食事につき、おにぎり一個分を追加すると良い感じですね。

産後のストレス

慣れない赤ちゃんのお世話や家事で体の疲れが取れない、というママは多いと思います。
しかし、その疲労やストレスによりホルモンバランスが乱れ、母乳の出に影響してしまうこともあります。

母乳を分泌するホルモン「プロラクチン」は、夜間に盛んに分泌されます。
つまり、ママの睡眠量に大きく左右されてしまうのです。
また、母乳を赤ちゃんに届けるホルモン「オキシトシン」は、ストレスと密接な関係があると言われています。
母乳が出ないことにストレスを感じ、更に母乳の出が悪くなるということもあるようです。

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母乳を出すためには?

授乳回数を増やす

最近では産院でも、産後直後から母子同室にして、頻回授乳を推奨していますよね。
私の友人も「産後2~3時間おきの授乳で全く休めなかった」とぼやいていました(笑)
多少体は辛くても、なんといっても赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが一番です。

搾乳

母乳はしっかり分泌されているのに、赤ちゃんがまだ上手に飲めなくて、おっぱいに母乳が残ってしまっていることがあります。
そのまま母乳を残しておくと、脳がもう要らないんだと判断して、母乳が作られなくなってしまいますので気をつけましょう。
また、母乳が出やすい時間帯に搾乳をしておき、夕方など母乳の出が悪くなる時間帯に、哺乳瓶で母乳をあげるのもおススメです。
夜の授乳で寝不足なら、パパに哺乳瓶で母乳をあげてもらい、少しでも体を休める時間を作りましょう。

母乳マッサージ

母乳マッサージとは、母乳の出を良くするために行うおっぱいのマッサージのことです。

出産した病院の母乳外来などでも指導してもらえますが、インターネット上の動画でもよく紹介されています。
私も母乳が出産後なかなか出ず、入院中にスマホで母乳マッサージの方法を夜な夜な検索していました(笑)
マッサージを行った直後から、血行が良くなったような感じがして効果大でした。

母乳が出やすくなる食事をとる

上でも述べましたが、母乳はママの血液から作られるため、やはり母乳の出に食事は関係あるようです。
母乳が出やすくなる食べ物や飲み物を少し紹介させてもらいますね。

●お米や雑穀米
炭水化物をしっかり摂ることで、母乳は出やすくなります。
主食はパンや麺よりもお米をしっかり食べましょう。

●根菜類
体の血行が悪くなると母乳の出が悪くなってしまいます。
根菜類には体を温める作用がありますので、積極的に食べるようにしましょう。

●青菜
ほうれん草や小松菜などの青菜は、血液をさらさらにしてくれる効果があるので、
母乳の質が良くなります。
また、鉄分も豊富に含んでいるので、貧血予防にもなります。

●水分
母乳の成分はほとんどが水分です。
食事とは別に、一日に最低2リットルは水分補給するようにしましょう。

とはいえ、好きな食べ物を我慢するのは辛いですよね。
個人的には、これらの食品を少し多めに摂ることを意識する程度でいいと思います。

もちろん食べ過ぎは良くないので、何でも少しずつバランスよく食べることが大事です。

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まとめ

まとめ

■母乳が出ない原因・・・授乳の回数と頻度、ママの栄養不足、疲労やストレス

■母乳を出すために試してほしいこと・・・授乳回数を増やす、搾乳、母乳マッサージ、食事改善(お米、根菜類、青菜、水分を摂る)

産後は、ただでさえ体力が低下して疲れやすくなっています。
そこに、慣れない赤ちゃんのお世話や家事で、多くの新米ママがストレスを感じ、
中には産後鬱になってしまう方も多くいらっしゃるといいます。

わが子を母乳で育てたいという思いは分かりますが、焦らずに気長に母乳が出るまで
色々な方法を試してみませんか?

粉ミルクでも赤ちゃんはちゃんと成長してくれます。
母乳が出たら母乳育児にしよう」くらいの気持ちで過ごしてみて下さい。

何よりも大事なのは、育児を少しでも楽しむことだと思うのです。
母乳が出ないことにストレスを感じて育児が楽しめないなんて、
本末転倒打だと思いませんか?

せっかく授かった赤ちゃんと心穏やかに過ごせるように応援しています。

 

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