
薄力粉と小麦粉の違いってあるんでしょうか?
最近、新型コロナウィルスの影響で薄力粉、小麦粉の品薄が話題になっています。
外出自粛で、料理やお菓子作りなど、おうち時間を楽しんでいる人が多いことが原因のようです。
薄力粉、小麦粉が手に入らない場合は、代用できるのでしょうか?
ここでは、料理やお菓子作りでよくでてくるワード、薄力粉と小麦粉の違いや代用品など、気になることを調査しました。
目次
薄力粉と小麦粉の違いとは?

まず、薄力粉と小麦粉の違いについてですが、実は薄力粉は小麦粉の一種です。
小麦粉の種類は、大きく分けて3つで、薄力粉、中力粉、強力粉がありますが、一般的に「小麦粉」と言われたら、「薄力粉」を指します。
小麦粉とは、小麦をひいて作られたものを言います。
薄力粉、中力粉、強力粉の違いは、含まれるグルテン(たんぱく質)の量です。
グルテンが一番多いのが強力粉で、少ないのが薄力粉なんです。
一般的に、ご家庭にある小麦粉は、おそらく薄力粉だと思います。
料理のレベルが超普通な私の家にも、薄力粉しかないです(笑)
いつも、クーポンが使えるケンコーコム楽天市場店で他の日用品とまとめて購入しています。
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パンを自分で焼くぞ!と思い立った時は強力粉もあります。
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中力粉は買ったことないです・・・あるお家はレベルが高そう!
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中力粉、ケンコーコム楽天市場店にもありました。
国産なのが嬉しいですね。
大型のスーパーの小麦粉のコーナーにも、薄力粉、中力粉、強力粉が置いてあります。
しかし、小さなお店やコンビニには、中力粉や強力粉はない場合もあるので注意しましょう。
小麦粉 お種類と用途をまとめると、
- 薄力粉(グルテンの割合が8.5%以下)
お菓子類、天ぷらの衣など - 中力粉(グルテンの割合が9%前後)
うどん、お好み焼きなど - 強力粉(グルテンの割合が12%以上)
パンや麺など
薄力粉がふんわり、グルテンが増えた中力粉や強力粉はもっちりしっとり、、というイメージで覚えておくとよさそうですね。
薄力粉(小麦粉)の代わりになるものは?
薄力粉の代用としては、片栗粉、天ぷら粉、米粉、ホットケーキミックス、くず粉がおすすめです。
片栗粉
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片栗粉は、ジャガイモから精製されるデンプン粉です(もともとはカタクリから作られていましたが・・・)
あんかけなどのとろみをつけるのに使いますね。
トンカツを作るのに薄力粉が切れていた、という場合などは、片栗粉で代用できます。
片栗粉で代用した場合、薄力粉より少はしっとりした食感になります。
ちなみに我が家は、唐揚げを揚げる時は常に片栗粉です。
てんぷら粉
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ご家庭に「天ぷら粉」を常備されているところもあると思います。
てんぷら粉とは、小麦粉にでんぷん、卵、ベーキングパウダーなどが入っているものです。
(ご紹介した商品には米粉も)
てんぷらをサクッ、カラッと揚げてくれます。
唐揚げなどの揚げ物の時に代用できますね。
米粉
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パンケーキやクッキーを作るのには、米粉が代用品として使えます。
パンケーキはもちもちとした食感、クッキーはサクサク感が増して、薄力粉で作ったのとは違って意外と美味しいのが出来ます。
くず粉
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くず粉も薄力粉代わりになります。
私は子ども向けの料理教室で、とろみつけや揚げ物の時に使えると聞いて、この本葛のくず粉を常備しています。
グラタンなどにも使えます。
風邪気味の時には葛湯もできるので、万能です。
ホットケーキミックス
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ホットケーキもてんぷら粉と同じように、あらかじめベーキングパウダーが入っています。
あとは、砂糖が入っているので、お菓子作りの薄力粉の代用品になりますね。
薄力粉(小麦粉)の代用品でお菓子も作れる?

お菓子を作る時の小麦粉は、グルテンの割合の少ない薄力粉です。
ケーキではフワッ、クッキーではサクッとなります。
薄力粉がない場合の代用品はお伝えしましたが、特にお菓子作りに適したものは、ホットケーキミックスと米粉です。
最近では「グルテンフリー」という言葉もよく聞くようになりました。
その代用品としてお菓子などで使われているのが、米粉です。
小麦アレルギーの子にも米粉はいいですね。
まとめ

薄力粉は、小麦粉との一種で、日本では「小麦粉=薄力粉」となります。
薄力粉がない場合は、揚げ物の場合は、片栗粉や天ぷら粉、米粉、くず粉などが代用できます。
また、ケーキやクッキーなどお菓子作りの際は、米粉やホットケーキミックスを使うとおいしくできそうです。
薄力粉がない場合も、代用品でおいしく作れたら助かりますね。
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