重曹とクエン酸で掃除しよう!正しい使い分けで家中ピカピカに

 

jusokuensan100均でも手に入る、重曹クエン酸
手肌にも環境にも優しいナチュラル掃除ができるので、お気に入りです。

強い化学洗剤を使うことは、子どもが誤って触ってしまうんじゃないか、ハイハイする床に使うのは大丈夫なのか、という心配があると思います。
そんな子育て中のママにとって、強い味方ですね。

でも、この2つ、一体どう使い分けるのか迷いませんか?

今回は、重曹とクエン酸の使い分けについてまとめてみます。
正しく使って、家中をピカピカにお掃除しましょう。

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重曹は酸性汚れに強い

汚れを落とすとは「汚れを中和させること」なのです。
重曹は弱アルカリ性なので、酸性汚れと中和して汚れを落とします。

酸性汚れとは?

  • キッチンのコンロ周り、レンジの中の油汚れ、鍋やフライパンのコゲつき、茶渋汚れ
  • 浴室の浴そうの湯あか
  • 部屋のガラスの油汚れ、手あか、照明のスイッチ、壁紙の皮脂汚れ

これらが酸性汚れです。

重曹の使い分けで効果アップ

重曹は粉・ペースト・スプレーの3通りに使い分けします。

【使い方】

  • 油汚れに重曹をふりかけて、メラミンスポンジでこすります。
  • お風呂の床や壁に重曹をふりかけて、スポンジでこすります。
  • トイレの便器に重曹をふりかけて、ブラシでこすり洗いします
ペースト
【作り方】

水と重曹を1:3の割合で混ぜて、口の広い瓶に入れて使います。粉では落ちないガンコな汚れに使います。

【使い方】

  1. ペーストをぬって、上からラップをかぶせ、20~30分放置
  2. ラップをはずして、汚れをスポンジでこすります。
スプレー
【作り方】

40℃くらいのぬるま湯200mlと重曹大さじ1杯を混ぜて、スプレーボトルに入れます。スプレーのふたをしっかり閉めて、よく振り十分に中身を混ぜます。

【使い方】

布に重曹スプレーを吹き付け、十分に重曹水を含ませて、汚れているところを拭き取ります。

spray
注意
ワックスがけされたフローリングでは、頻繁に重曹水を床掃除に使用するとワックスが溶けてしまう場合があります。
この場合はかなり薄めた重曹水を使用するようにしましょう。

重曹はアルミや木製品には使えません。

重曹の粉をまきすぎたり、スプレーの濃度を濃くしたりすると、成分が残って跡になってしまうことがあります。量に注意です。

私はガスコンロのまわりとコンロの部品に、重曹をふりかけて油汚れを落とします。
ベトリとした嫌な感じの汚れがスッキリとれますよ。
汚れを放置すると、簡単に落ちなくなるので、常備して、気がついた時にお掃除すると楽に落とせておすすめです。

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クエン酸はアルカリ性の汚れに強い

クエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れを中和して汚れを落とします。

アルカリ性の汚れとは?

  • シンク、洗面台、お風呂の鏡の水あか、せっけんカス
  • トイレの尿汚れ、尿石

これらがアルカリ性汚れです。

クエン酸の使い分けお掃除

クエン酸スプレー
【作り方】

水200ml、クエン酸2~3gを混ぜて、容器に入れて振り、水に溶かします。

【使い方】

水栓にはクエン酸スプレーをまんべんなく吹き付け、キッチンペーパーやマイクロファイバーなどの柔らかい布でふき取ります。

クエン酸パック
【洗面台・お風呂の鏡の汚れに】

  1. クエン酸スプレーを全体に吹きつけます。
  2. 乾かないうちにキッチンペーパーを貼りつけます。
  3. 再度、クエン酸スプレーをし、ぴったりとくっつけます。
  4. ラップで全体をパックし、半日ほど置きます。
    (パックが乾燥しないように換気扇は止めておきましょう)

【電気ポットの中の汚れに】

  1. ポットに水を満タンまで入れます。
  2. クエン酸粉末を2~3g入れて、軽く混ぜます。
  3. お湯を沸かし、その後2~3時間放置します。
  4. 洗い流します。

電気ポットの中も、知らないうちに白い汚れがついていますよね。
この汚れは無害ですが、あまり放置しすぎるとポットの性能が悪くなるそうなので、時間のある時に、お掃除しておきたいですね。
今回、私は食用のクエン酸を使って綺麗にしましたよ。簡単なのにピカピカになって大満足です。

重曹とクエン酸の合わせ技

手強い汚れには合わせ技で挑みます。
重曹とクエン酸を混ぜると、炭酸ができます。その炭酸のシュワシュワが汚れに効きます。

合わせ技が効果的なのは、台所のシンクの三角コーナー、浴室の排水口、浴そう、洗面器やお風呂のイス、トイレの便器の水あかです。

重曹とクエン酸の合わせ技
【合わせ技の手順】

  1. 粉の重曹を振りかけます。
  2. 振りかけた重曹に、クエン酸スプレーをかけます。
  3. 炭酸が発生して、汚れが中和されて浮き上がってきます。
  4. 水を流しながら、スポンジで洗います。
注意
クエン酸は大理石やコンクリートには使えません。
変色などのトラブルを引き起こすので注意です。

クエン酸と塩素系漂白剤は「混ぜるな危険」です。
身体に有害なガスが発生します。
絶対にやめましょう。

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まとめ

重曹とクエン酸を使った掃除のまとめ

  • 重曹は、粉、ペースト、スプレーにして、酸性の汚れ(油汚れ、湯垢、皮脂汚れなど)に使う。
  • クエン酸はスプレーで、アルカリ性の汚れ(水垢など)に使う。
  • 頑固なアルカリ性汚れには、クエン酸パックを。
  • 重曹とクエン酸の合わせ技を。シュワシュワで汚れを撃退

重曹やクエン酸を使った掃除は、小さな子どもやペットがいる家でも、安心してできるお掃除です。
また、重曹とクエン酸は安く手に入れられる上に、台所用洗剤、浴室用洗剤、トイレ用洗剤と、何本も掃除用洗剤を買う必要もなくなります。

環境にもお財布にも優しいお掃除が可能になります。
ぜひ、うまく使い分けながら、使ってみてくださいね。

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