
ヘアサロンでカットしてもらって、美容師さんが上手にブローしてくれて、サラサラツヤツヤの髪の毛にウキウキ。
これで明日からも家事も子育ても頑張れる、と思ったその夜、髪を洗った後になかなかヘアスタイルが決まらず、パサパサ、ハネハネ。
さっきのツヤは?サラサラは?どこへ?なぜ?何が違うの?という経験はありませんか?
実は、同じ髪の毛なのにその違いが出るのは、髪の乾かし方にあります。
髪の印象はホントに大事。
誰もがいつまでも素敵な髪でいたい。
パサパサお疲れモードに見えるのは嫌。
若々しいツヤツヤの髪をキープしたいママさんのこのお悩み、一緒に解決しましょう。
自然乾燥かドライヤーか
正解は、ドライヤーです。
いつも自然乾燥している方には、ドライヤーの熱で髪を傷めてしまうと考えている方も多いと思います。
しかし、自然乾燥の方にデメリットが3つもあります。
- 長時間、髪が水分を含んでいるので、その髪が摩擦に合うと傷みやすくパサパサの原因になる。
- 雑菌によって、フケやかゆみの原因となる。
- しっかり乾かさずに寝ると、翌朝、寝癖がつきやすくなる。
これらの点を考えると、髪を洗った後は、自然乾燥より、なるべく早くヘアドライヤーで乾かした方がいいことが分かります。
海外に住んでいる友達の話によると、海外には朝シャンをしても乾かさずに濡れた髪で出勤する女の子が結構いるそうです。
清潔で綺麗な髪を保つために、彼女らにも教えてあげたいものです。
正しい髪の乾かし方
ドライヤーを使う前のポイント
- 水気を絞る
お風呂から上がる前に、髪の水気を絞りましょう。これはタオルがビショビショになるのを防ぐのと、ヘアドライヤーを使う時間の短縮になります。 - タオルドライ
まず、タオルで頭を覆い、頭皮をマッサージするように、頭皮の水気をとります。
髪の毛はタオルでパンパンと水気をとります。
髪の毛をすり合わせると、キューティクルを傷つけ、傷みの原因となります。
また吸水性の高いタオルや、大きめのタオルを使うと早く乾かすのに効果的です。
私はこれを知るまでは、ワシャワシャとタオルドライしていましたよ。
小さい頃に母がやってくれていたように。頭がぐるぐるになるくらい。
キャッキャと笑っていた楽しい思い出が、私のキューティクルを傷めていたなんて。
決して母を攻めているわけではありませんけどね。 - トリートメント
洗い流さないトリートメント適量を手にとって、両手をよくすり合わせてから、髪に馴染ませます。
これはドライヤーの熱から髪を守るためにします。髪が広がりやすい人は、髪全体にまんべんなく、髪がペタンコになりやすい人は毛先を中心につけます。
コームで髪のとおりをよくして、摩擦から髪を守ります。
ドライヤーで乾かす時のポイント

- ドライヤーの使い方をマスターする
ドライヤーは髪の毛から10cmから20cmはなして、風が一点に集中しないようにドライヤーを振りながら使います。
ヘアスタイルによって少しずつ乾かし方が違いますが、基本は後ろから前に根元をしっかり乾かすことです。私は右利きですが、左手でドライヤーを持つときは、まだまだぎこちないです。でもこれも練習あるのみです、慣れていくしかありません。魅力的なツヤ髪を保つために頑張ります。
- 根元を乾かす
最初は後頭部から、基本は後ろから前に向かって、根元を先に乾かしていきます。
毛先を先に乾かしてしまうと、毛先がパサパサ髪の原因、オーバードライになってしまうからです。
後ろから前に指先を髪に通し、動かして順番に根元を乾かしていきます。
ロングやボブの人は下を向いて乾かすと、比較的簡単に乾かすことができます。
前髪のある人は、最初に上から風をあてて乾かします。
くせ毛の人は、くせの出やすい部分を先に乾かして、くせを直しておきます。髪を指で挟んで少し引っ張りながら風をあてていきます。次に耳の上、襟足など髪が重なって、乾きにくい部分の根元を乾かします。
8割程度乾いたら、冷風を利用して毛先を乾かしていきます。 - 毛先を乾かす
ストレートにしたい人や髪が広がりやすい人は、下に引っ張りながら、温風の後、冷風で乾かしてボリュームダウンします。
カールっぽくしたい人はサイドをくしゃっと握って、温風の後、冷風で乾かします。その時髪の毛が散らないように弱い風を使います。
ショートの人は、根元を乾かしている間に、毛先が乾いている場合が多いので、オーバードライにならないように気をつけてください。 - 最後に1分程度、冷風を髪全体に上からあてる
これでキューティクルが整い、ツヤ感がアップします。
また、寝る前にも根元からしっかり乾かして寝ましょう。
中途半端に乾かして寝てしまうと翌朝の寝癖がひどいことになるります。
「しっかり寝癖」は毛先だけをブローしてもなかなか直りません。
原因は根元にありますから、根元から髪をしっかり濡らして、根元から乾かすと直りやすいです。
このように髪を乾かすポイントは髪の根元にあるのが分かります。
しかし、しっかり乾かしたいからといって、一点を集中してドライヤーを頭皮にあてないでください。
私も頑張りすぎてアツッゥーとなったことがあります。
くれぐれも火傷には気をつけましょう。
まとめ
- 髪の毛の水気をしっかり絞る。
- タオルドライで水気をとる。自然乾燥はもうやめて。
- トリートメントで、髪を熱から守る。
- ドライヤーを正しく遣う。基本は後ろから前へ、根元から乾かす、毛先を乾かす
- 仕上げは冷風使いで、キューティクルを整える。
意外に、ヘアスタイルに大きな影響を及ぼす髪の乾かし方。
お風呂上りは、お子様のお世話も忙しいし、時間を短縮したいところ。
ですが、髪を乾かすことがこれほど重要ならサボりたくないですね。
ヘアサロンに行った後も、若々しくみえる素敵な髪をキープするために一緒に頑張りましょう。
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