
自分の可能性を見つけて欲しい。
うちの子にもあんな才能が眠っているはず。
きっと、この子の将来のためになる。
親としては子どもに多様な思いを巡らせますよね。
小さいうちから、色々な種類の習い事が身近になってきた近年。
我が子の才能が開花したり、将来にも活かせたり、協調性も身についたりと、
様々なメリットもある、子どもの習い事。
しかし、その反面、子どもから「行きたくない」「やめたい」と言われると、親としてどうしてあげたらいいのか悩んでしまいますよね。
そのような悩みを持つ方はママさんはたくさんいます。
ここでは、子供が楽しく習い事を続けるための対策やコツをご紹介します。
目次
子どもの習い事が続かない理由と対策
理由1:内容が好きじゃない
そもそも、習っている内容が好きじゃない。
私も経験があります。
姉が上手だった、ピアノに憧れて始めたのはいいものの、ピアノ自体、好きになれませんでした。
もちろん上達もしませんでした。
やってみてから分かる事、大人でもありますよね。
普段の何気ない会話から、興味のある事が見つかるかもしれません。
体験コースも用意されているので、積極的に参加してみて、子どもの様子を見るのもいいでしょう。
理由2:成果が出ない
結果が全て、ではないと分かっていても、成果が出ると、親も子どもも嬉しいですよね。
上達がなかなか目に見えず、挫折してしまう場合もあります。
他の子よりできなくて、自信をなくしているのかも?
よく言われることですが、結果よりも、今まで頑張ってきた過程を褒めてあげましょう。
「今まで弱音を吐かずに、ここまで頑張ったね」
「最初は〇〇が出来なかったけど、今では上手にできてすごいね」
どんな小さなことでも良いのです。
親が認めてあげることで、子どもに自信をつけてあげましょう。
大人でもそうですよね、自分なりに頑張ってるけれど、周りと比べてしまい、落ち込む事。
そんな時、誰かに褒められたり、励まされたりすると、嬉しくて心が落ち着きますよね。
やる気が出て、次の良い結果に繋がるかもしれません。
理由3:指導者と合わない
意外に多い理由がこちら。
学年が上がり、担当の先生が変わったらいきなり「行きたくない」と言い出すこともあります。
前の先生と離れた寂しさや思い入れ、指導法の違いから生じる、違和感に戸惑っているのかもしれません。
これを言われると、指導して頂いているのに、失礼だと叱ってしまいがちです。
しかし、よくある理由なので、普段から子どもと習い事の会話をしましょう。
どんな状況なのか、困っている事はないか把握することで、早めの解決策が見つかるかもしれません。
また、一緒に通っているお友達や、他の先生と話す機会があれば、聞いてみるのもいいですね。
曜日や時間帯をずらすことで改善されるようであれば、それが可能かどうかスクールに相談してみるのも手です。
この時は、あくまでも先生には、非がないことをお伝えしてください。

理由4:何となく
こちらも大いに有り得る、理由の一つです。
小さい子どもなら、特に親と離れたくない、なんだか寂しい等の気持ちを上手く表現出来ずに「行きたくない」と言っているのかもしれません。
「どうして行きたくないの?」としつこく追求してしまうと逆効果です。
この何となく、をいったん受け止めることで、親も子どもも冷静になれるかもしれません。
「行きたくない」と言われたときの対処法
子どもが辛そうにしていたら無理に行かせるのも可哀想だけど、これで休み癖がつくのも心配で悩む方も多いですよね。
一回くらいなら休ませても大丈夫
通い始めて直ぐに、拒否しているなら別ですが、最初は楽しそうだったのなら、きっと何か理由があるはずです。
それが解決できれば、また楽しく通えるかもしれません。
一回休ませて、心を落ち着かせて様子をみましょう。
その際には、「今日はお休みして、〇日にはまた行こうね」と約束するといいかもしれません。
子どもと向き合いしっかりと話を聞く
嫌がる理由を探すことが大切です。
直接話してみることで、解決策が見えるかもしれません。
毎日楽しいのが一番ですが、そうでない時をどう乗りきるかを親子で見つけられたら良いですよね。

どんな理由であろうと否定をしないこと
分かっていても難しいのですが、子どもは否定されるとどんどん意固地になるものです。
一度受け止め、共感し、落ち着いてから理由を探ってみましょう。
親が堂々としていることも大切
家族や他の人から「嫌なら無理に行かせなくても」等と言われ、益々悩んでしまうこともありますね。
もちろん上記に書いてきたように、子どもの心の声に耳を傾けるのが一番です。
やる気のないまま続けても逆効果ですが、今まで楽しく通っていた子なら、ちょっとした原因が解決されれば、また楽しく通えるはずです。
一度習い事を始めたら、付き合っていく覚悟も必要です。
周りの意見に左右されず、親子で向き合って、続けていく道を探ってみましょう。
まとめ
子どものために、と始めさせる習い事。
もちろん成果が出て、可能性を広げられたら言うことなしですが、どんな習い事が合っているのかはその子によって違うものです。
日々、子どもの心の声に耳を傾け、楽しく続けられる習い事を親としてサポートして行きましょう。
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