
妊娠中でも、飛行機に乗らなければならないことってありますよね。
里帰り出産を望んでいるけれども、実家も義理家も飛行機を利用しなければならない場所ですとか、人によっては、実家が海外の場合もありますよね。
ここでは、妊娠中の飛行機利用についての期間と注意すべきポイント&対策をご紹介します。
目次
妊娠中でも飛行機には乗れる?
一般的に、 正常妊娠妊婦の場合危険はないとされています。
しかし、妊娠によって、からだは大きく変化しています。
飛行機利用前には、必ず医師に相談することをおすすめします。
妊娠の経過に問題がない場合、36週までは条件なしで搭乗が可能です。
ただし、出産予定日28日以降は申請が必要になります。
おすすめの時期と規制条件
一般的には、安定期12~28週が良いとされています。
出産予定日を含め28日以内の利用には事前準備が必要となります。
国内線、国際線によって条件が異なります。
- 出産予定日から28日以内…診断書(搭乗予定日より7日以内作成)が必要です。
- 出産予定日が7日以内…診断書と医師の同伴が必要です。
悪天候・健康に悪影響を及ぼす可能性がある場合は、搭乗を断られることもあります。
- 出産予定日から28日以内…診断書(搭乗予定日より7日以内作成)が必要です。
- 出産予定日が14日以内…診断書と医師の同伴が必要です。
- 多胎児を妊娠している場合は診断書が必要です。
- 早産の経験がある妊婦は診断書が必要です。
- 悪天候・健康に悪影響を及ぼす可能性がある場合は、搭乗を断られることもあります。
各航空会社で設けられている規定によって、多少の違いはあります。
航空サービスの利用
妊娠中のお客様サービスとして以下のものが利用できます。
- 電動カートサービス…長距離が不安な場合に利用できます。
- 事前改札サービス…優先的に機内へ入ることができます。
- マタニティマークタグの配布 ANA
各航空会社の搭乗条件や搭乗サービスはHPで確認することができます。
飛行機移動のリスクと対処法
到着地まで適切な治療が受けられない
飛行機を利用する際に、一番心配なことそれは、突然の体調の変化ではないでしょうか?
空の上では治療ができません。
最短距離で着陸可能な場所まで不安と闘うリスクが伴います。
飛行機の利用は体調が良い時にしましょう。
少し余裕をもって、早めに里帰りすることをおすすめします。
フライト中の万が一の危険が心配な場合は、飛行機の利用はあきらめましょう。
何かあった場合、後悔する原因になってしまいます。
気圧と炭酸飲料
飛行機の気圧は、ママやお腹の中の赤ちゃんにどのような影響を与えるのでしょうか?
気圧によって耳や鼻、頭痛などの症状がおこります。
妊娠中だとガスによりお腹が圧迫され、腹痛や出血などの症状を引き起こすことも考えられます。
機内での炭酸飲料は控えましょう。
エコノミークラス症候群と血栓
長時間狭い空間で同じ姿勢でいると、エコノミークラス症候群を誘発してしまう恐れがあります。
- 座ったまま、足を延ばす、足首を回す
- トイレを利用、 30~1時間間隔の歩行をする
- 水分を多めに摂取してむくみ対策
忘れないでアイテムと服装
旅行準備で、しっかり持ち物を揃えたつもりでも、ついうっかり忘れてしまうこともありますよね。
また、どんなものが便利なのかも悩みますよね。
これだけは忘れないでアイテムをご紹介します。
- 母子手帳
- 健康保険証
- マスク
- ティッシュ
- エチケット袋
- ウエットティッシュ
- ナプキン(大)
- 下着
- タオル 2枚ほど
- 自宅・病院・実家の連絡先メモ
フライト中に、匂いが気になったり、気分が悪くなったりすることも考えられます。
そんな時マスクはとても役に立ちます。
荷物は最小限にしたいところですが、これだけは必要です。
揃えておきましょう。
服装はゆったりしたものがおすすめです。
足もむくむことを想定して、少し大きめの締め付けないタイプ&安定性のある靴がおすすめです。
まとめ
- 飛行機の利用は正常妊娠妊婦の場合危険はない&搭乗規制はない
- おすすめの時期は安定期の12~28週がよい
- 予定日28日以内は規制条件がかかる、医師の診断書や医師同伴が必要
- 飛行機移動のリスクと対処法
・フライト中は治療が受けられない万が一の時の対策も必要
・フライト中の気圧対策として、炭酸飲料は控えましょう
・エコノミークラス症候群と血栓の対処法は、歩行と軽いストレッチ
飛行機の利用はリスクを伴います。
体調が最優先です。
ママもお腹の赤ちゃんも無理はしないでくださいね。
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