人生で喜びの出来事の一つ、妊娠。女性である事で得られる喜びですよね。
しかし、赤ちゃんに出会えるのは10か月後。
走ってはいけない、激しい運動は控える、仕事も思い通りできない。
そして何より…食事の制限が多すぎます、コーヒー、塩、お刺身。
妊娠中だから我慢しなくちゃいけない。逆に、食べなければいけないけれど、つわりで何でもかんでも食べられる気分じゃない。
分かっているけど、どんどんストレスが溜まって、おなかの赤ちゃんに悪影響を与えてしまっていませんか。
ここでは、そんな妊婦さんに試して欲しい、簡単で満足感のあるおやつやおすすめの食事を紹介したいと思います。
目次
食べられるものを食べられるだけ
妊娠初期に始まる、つわりは辛いですよね。
体がだるかったり、食前は空腹で気持ち悪かったり、食後の満腹感が気持ち悪かったり、においが嫌だったり、何を食べたいのか分からない。
私の場合は、強い眠気、嗜好の変化、食べづわりがありました。
すべて赤ちゃんが成長するための不可欠な変化なのです。
そう捉えて、無理せず、ストレスを溜めず、食べられるものを食べられるだけ食べましょう。
そして無意識に、赤ちゃんの成長に良いものを欲している場合があるので、普段は食べないけれど、何となく食べたいと思う物は、食べた方がいい場合がありますよ。
気分に合わせて飲むドリンク
きな粉豆乳
ここにティースプーン1杯の蜂蜜を入れてもgood。
たんぱく質が摂れる上に、お腹もいい感じに膨れます。
成長期のお子様のおやつドリンクにもおすすめです。
手作りジンジャエール
飲む時は、グラスにレモン汁をお好み、三倍位で薄めるの量のシロップを入れ、炭酸水で薄める。
そんな時は、炭酸水を飲むとスッキリしますよ。
アメリカの妊婦さん達も、ジンジャーエールをお母さんからすすめられて飲むそうですよ。
市販のジンジャエールもありますが、新鮮なレモンとショウガの香りが、気分をよりリフレッシュさせてくれそうです。
食べやすいフルーツ
フルーツには食物繊維が含まれているので、便秘に気をつけたい妊婦さんにおすすめです。
また、他のビタミンやミネラルも一緒に摂れるのも嬉しいポイントです。
私の友人も、つわりが酷かった時には何も食べられず、点滴だけで過ごしていました。
食べる行為自体が出来なかったそうです。それが少し回復した頃、やっと食べられるようになったのが、りんごでした。
自分の好きなフルーツ、食べられそうなものを選んで食べましょう。
また、ジュースやスムージーにすると飲みやすいですね。
さっぱり簡単サラダ
キャベツともずく酢のサラダ
自分で作ったもずく酢は、もちろん美味しいのですが、最近はよくスーパーでも見かけるようになりました。
手軽に使えるので利用してもいいですね。カロリー控えめの、もう一品欲しい時のおかずにもなります。
魚のサラダ風
- 蒸した魚を酢の物と和えてサラダ風にする。カニカマを使ってもOK。
- 焼き魚を茹でたそうめんにのせて、ポン酢とウメを盛り付ければ、サラダそうめん。
生魚は絶対にNGなので、必ず火を完全に通してくださいね。
大正生まれの私の祖母も、妊娠中はやはり魚をよく食べていたそうです。
だんなさんも作れる豆腐料理
言わずもがな豆腐は畑の肉と言われるほど、高い栄養分を有しています。
あまり噛まずに食べられる、だんなさんでも簡単に調理ができるというのもポイントが高いです。
わが家の湯豆腐は、豆腐はもちろん、キャベツと豚肉も入れて栄養満点、〆にはうどん、そして、味付けは各自で、というパターンです。
旦那さんの数少ないレパートリーの一つです。
妊娠中は温かい料理の匂いがダメ、という方は、冷や奴にポン酢だけはどうでしょうか。
薬味やたれを変えるだけで色々なバリエーションが楽しめて、新しい自分の好みが見つけられるかもしれません。
番外編:世界の妊婦さん
少し面白い世界の妊婦さんの情報があったので紹介します。
フランス:ワインは一杯位なら妊婦さんでも大丈夫。
ドイツ:黒ビールは鉄分が摂れるから、むしろ妊婦さんも飲む。
アルコールを控えることを勧められている日本人にとっては意外ですね。アルコールが赤ちゃんに影響することが分かっているので、ここではリスクを避けることをお勧めします。
韓国:出産すると大量のワカメを食べさせられる。授乳期に既にキムチを食べる。
ワカメはミネラルが豊富で体に良さそうですけど、大量ってどれくらいなんでしょうね。ワカメもキムチも塩分の摂りすぎには気をつけたいですね。
それぞれの国の違った考え方があって興味深いです。
まとめ
- 小腹が減ったら、きなこ豆乳、リフレッシュしたい時はジンジャエール。
- フルーツで食物繊維とビタミンの補給を。
- さっぱりサラダで簡単もう一品。
- お豆腐は旦那さんにでもできる、簡単おかずに。
妊娠したときの気分や状況は人それぞれで、ここで紹介したものは一例です。
妊婦さんにとって、一番大事なのは、ストレスをためない様に、バランスの良い食事とたっぷりの睡眠です。
でも実際は難しいですよね。
何も食べられなくて、仲良くしたくないけれど、トイレと大親友になってしまう時もあるかもしれません。
そういう時は、栄養失調を避けるために、私の友人のように、点滴を打ちに病院に行くのがいいでしょう。
また、普段から旦那さんとのコミュニケーションも忘れずに。
つわりがどれだけ辛いか、どんな体の調子か、は言葉にしないとまったく伝わりません。
男性は鈍感なので、旦那さんのためにもぜひ伝えてあげてください。
伝えていくことで、産後の生活が、はっきり違ってきますから。
この記事を読んでくださっているみなさんのこれからの人生が幸せなものであることを願っています。
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