
「出産」という一大イベントを終えて、子育てに忙しいママさん、次は親戚が赤ちゃんに会いに来たり、お宮参りなどのイベントが待っていますね。
もちろん、各イベントでは、記念写真が必須です。
そこで、気になってしまうのが、赤ちゃんの身なり、それに加えて、ママさんの身なり。
特に、出産後は構っていられなかった髪の毛、ひどいことになっていませんか?
ボサボサな髪での写真が、一生残ってしまう・・・
そんなの嫌ですよね。
時間のある時に、しっかり整えておたいものです。
産後に髪をカットするのは心配ないと思いますが、髪を染めるのは大丈夫なのでしょうか?
赤ちゃんの母乳に影響はないのでしょうか?
いろいろと、気になりますよね。
今回は、産後に髪を染める前に、ママが知っておくべきこと、注意点や対策をお伝えします。
産後に髪を染める前に知っておくべきこと
産後のママの体調
- ホルモンによる髪の毛の変化
妊娠中は赤ちゃんの成長のために、大量のホルモンが分泌されています。
そのため、ヘアサイクルがとても良くなります。しかし、そのホルモン分泌も、産後には必要なくなるので、急激にヘアサイクルが悪くなり、髪が傷むことがよくあります。
ヘアカラーの染色剤とブリーチ剤による強い刺激が、髪の毛に加わると、髪の傷みがひどくなる可能性があります。
抜け毛が増えるかもしれませんので注意が必要です。私のお友達には、抜け毛の心配はなさそうでしたが、バサバサのかなり傷んだ髪になってしまった子がいました。
- ママの体質の変化
産後に体質が変わってしまったという話を良く聞きますね。
妊娠前より痩せにくくなったという人や、肌荒れがひどくなったという人もいます。私の姉は、出産後に花粉症を患うようになってしまった一人です。
出産によって、様々な体質の変化が現れるようです。刺激の強いヘアカラーによって、以前にはなかったアレルギー反応が出る可能性があります。
また、お肌が敏感になっているため、頭皮の炎症が現れるかもしれませんので注意しましょう。 - 長時間のサロンの滞在が必要
妊娠によって骨盤が大きく開き、出産後すぐは目一杯、開ききった状態で不安定です。
サロンでヘアカラーを行うと、2時間近く、椅子に座っていなければなりません。体調が回復していないと、長く同じ姿勢で座っているのが、辛くなる可能性があります。
また、サロン独特の匂いが、長時間の滞在で気分を悪くさせるかもしれません。普段でも、2時間以上同じ所に座っているのが、辛い時ありますよね。
体調が万全でないときは、尚更です。 - 赤ちゃんと授乳のタイミング
サロン滞在の間、赤ちゃんを長時間、預けられるか、母乳育児の場合は授乳時間の調整が必要です。授乳中はサロン滞在中に胸が張ってくるかもしれません。
それを我慢して乳腺炎にならないよう、気をつけましょう。
ヘアカラーによる母乳への影響

授乳しているママが気になることは、ヘアカラーが母乳に影響するかどうか。
今のところ医学的には、悪影響を及ぼすという根拠がありません。
それに、赤ちゃんに何か大きな影響が見られたということも、ほとんど聞かれていません。
逆に、ヘアカラーが経皮吸収され、体内を回り母乳にも影響するという意見もあります。
つまり、悪影響があるかないかは、はっきりしていないのです。
これを知って不安になるようでしたら、ヘアカラーを実施するのを止めた方が良いです。
不安をかかえながらヘアカラーをするのは、ストレスになるからです。
産後の体調が回復するのに、一般的に6ヶ月は、かかると言われています。
ここでは、ママさんの体調とはっきりしない母乳への影響を考慮して、産後すぐにヘアカラーをするのは控えることをおすすめします。
髪を染めるならサロン?自宅?
それでも染めたい。
染めないことがストレスになってしまうなら、サロンで染めるのをお勧めします。
サロンでは、産後である事、授乳中である事をスタイリストさんに伝えましょう。
地肌に染色剤が付かないように、慎重にやってくれると思います。
また、髪に刺激の強くない染色剤を勧めてくれるかもしれません。
プロのスタイリストさんと、産後の体調や髪質について相談し、カラーを実施しましょう。
もし自宅で染めることになるなら、赤ちゃんに染色剤が付かないように、髪が赤ちゃんに触れないように当日は気を付けてください。
また、植物由来のヘアカラーなど、肌に優しいものを選ぶと良いと思います。
産後のヘア対策
- 黒髪カット
黒髪はダメですか?
調べてみると最近は、黒髪のヘアスタイルもナチュラルな感じでいろいろありますね。外国人もわざわざ黒髪に染めたりしています。
私には、せっかく綺麗なブロンドなのにと思うのですが。産後はママのイメージチェンジのいい機会かもしれません。
サロンでスタイリストさんに相談すると、良いヘアカットのアイデアがもらえそうです。 - ヘアアレンジ
私のお友達は、産後、白髪もあったのですが、長い髪をあみこみし、ゆるくほぐして、可愛くヘアアレンジしていました。また、ターバンや帽子をおしゃれに利用しても良いですね。
ターバンをすると、プリンになってしまった根元を隠せるのもポイントです。

まとめ
- ママ自身の体質の変化を知っておく
- 赤ちゃんのタイミングに合わせられるか考える
- 染色剤が、母乳に影響があるかははっきりしていない
- 染めるならサロンがお勧め、スタイリストさんと相談しましょう
産後も髪のおしゃれを楽しみたいですよね。
独身の時に比べると不自由さはありますが、まずはママ自身の体調や赤ちゃんのご機嫌などを見て、周りの環境を整えながら、自分に合う方法を探してみてください。
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