
小泉進次郎議員の育休取得宣言が話題になっています。
ニュージーランドでは首相(女性)が産休を取ったと話題になっていましたが、日本ではまだまだ難しい問題のようです。
9月5日のお昼の番組「バイキング」では、小泉議員の育休宣言が問題になる理由として、国会議員の育休取得に立ちはだかる3つの壁について説明されていました。
ここでは、その3つの壁やネットにあふれる賛否両論の意見の中から、子育て世代の声をご紹介したいと思います。
小泉進次郎議員は育休取得の3つの壁について
政治評論家の有馬晴海さんいによると、小泉議員の育休取得には次の3つの壁があると紹介されていました。
- 国会議員にはそもそも育休制度がなく、雇用保険に入っていない。
- 育休中の給与は税金から支払われる。
- 国会議員は一般企業に比べ育休をとる必要性がない。
一つずつ見ていきましょう。
①国会議員はそもそも育休制度がない問題について。
もともと「ない」んだそうです。
そこを変えるいいチャンス到来じゃないですかー!
国会議員がモデルケースになるとは思わないし、一般市民と比べる対象ではないですが、アクションを起こすことに絶対意味はありますよね。
②育休中の給与が税金から支払われる問題について。
税金泥棒・・・と言う意見もたくさんありました。
そういう人は、女性の産後の子育てを軽視しているな・・・と思いました。
国会議員のパパに身をもって男性の育休取得の大切さを理解してもらういい機会ではないですかー!
こんな経験、勉強会では手に入りませんよ?
⓷国会議員は育休を取る必要がないという意見について。
政治評論家の有馬さんによると、国会議員にとって絶対はずせない仕事は「議会に出席すること」だそうです。
極端な話、出席さえすれば、それ以外は家にいて仕事をしていてもいいということだそうです。
つまり、育休をとらなくても、育児に参加することはできるということですね。
これに関しては、なるほどー!と思いました。
だから、制度自体が整わないわけですね。
個人事業主の方も、育休はとれないけど、育児に参加している人いますね。
そう考えると、形として取る必要はないのかもしれません。
ただ、国会議員(もしかしたら未来の大臣か首相)の進次郎議員が、「育休を取得した」という事実が、今後の日本にとって大きな意味を持つことになると思います。
小泉進次郎議員の育休宣言に賛否両論!支持する声まとめ
小泉進次郎氏の「育休」入閣も視野で自民党内は反対意見が圧倒的 – ライブドアニュース https://t.co/JyI9XlMrOw #ニューススイート https://t.co/6Fx11POltf
— kazzu (@kazzu47009290) September 5, 2019
小泉進次郎議員の育休取得について、永田町では反対意見が多いということです。
党内では「進次郎氏が育休を取れば、一般企業のサラリーマンパパたちの育休推進につながる」と賛成の声もあるが、反対意見が圧倒的だ。
ある自民党参院議員は「実際は人手不足で休みが取りづらく、育休を支持しない有権者が多い。一般の男性の育休取得率はいまだ6%台と普及していません。進次郎氏は育休を取らずに、政治活動しながら育児の苦労を経験し、今後の政策につなげた方が有権者の理解につながりますよ」と話す。
引用:東スポ
残念ですね・・・
進次郎議員がアクションを起こしてくれたおかげで見えた、国会議員の古すぎる体質って感じですね。
ネットでも賛否両論、反対派からはヒドイ意見が多かったです・・・
でも、子育て世代の意見を見てみると、進次郎議員を支持する声たくさんありました▼




進次郎議員の育休取得を反対する人たちに対する意見▼






反対する人、理解を示さない人の特徴についての私の予想です▼
- 子育てを妻任せにしてきた人(男は仕事、女は家のことをするという古い考え)
- 困ったら、お金で解決すればいいと考えている人(家政婦を雇えばいいなど)
- 出産を当たり前のことと軽視している人
- 産後の母体について理解のない人
などでしょうか。
パパが子育てに参加することで、たくさんのメリットがあると言われていますが、そういうことは理解されていないんですよね。
こう思わせているのは、私たちの母親世代がすごかったからだと思います。
母親世代(60~70代)に話を聞くと、
- 夫が手伝わないのは当たり前だった。
- 辛くてもどうにかやってきた。
- 子供は3人以上産むのが当たり前。
- 親との同居も当たり前。
- 離婚という選択肢はなかった。
- 離婚しても生きていけなかった。
今とは時代が違いますよね!
昭和の女性がスーパーウーマンすぎる!
夫におむつ替えてもらったり、食器洗ったもらったり、寝かしつけしてもらったりしているというと、「いいわねぇ」とか言われちゃいます。
昔の子育ても家事も、今より大変だったはずですよね。
それを、「母親がやるもの」とか考えていた永田町のおじさま議員のみなさんや、子育てに対してまだまだ理解を示していない方々には、理解ができるはずがないのでしょうね。
今の女性は今の女性で、仕事、高齢出産、保育園問題などの苦労があります。
特に議員のみなさんには、自分の時代の経験談ではなく、現代の子育て世代の意見ぜひ耳を傾けてほしいです。
進次郎議員の入閣、見送りとの噂です。
安倍首相も永田町の反対派と同意見なのか、もともと予定はなかったのか、気になるところです。
まとめ
小泉進次郎議員の育休取得に立ちはだかる壁について調査しました。
男性の育休取得が絶対必要だとは思いませんが、環境によっては、辛い思いをしているパパママがいるのではないかと思います。
ぜひ進次郎議員には、家族のため、国のために、育休を取得していただき、日本の育休制度を進化させていってほしいです。
それが、きっと今後の少子化対策につながると思います。