
あぁ、小さい頃はまっすぐストレートだったのに、成長するにつれて出てきたクセ毛…
そのクセをうまく生かしている人もいますが、素人にはなかなか難しいものです。
特に、クセ毛や天然パーマの人たちが戦々恐々とする季節と言えば…あの雨が多い…ジメジメの…
そう、「梅雨の季節」です。
湿気は、くせ毛や天然パーマには大敵!!
本当に嫌ですよね。
湿気のせいで、髪が広がる、うねる、とにかく髪型がキマらない!扱うのが難しい!
髪の毛がストレートの後輩がいるのですが、その子に「いいねー、真っ直ぐな髪の毛うらやましい!」と言ったことがあります。
すると、「そうなんですよ。ほっとくとほんとに直毛で、パーマかけてもすぐとれちゃうんです。だからパーマかけるの諦めました。」と。
ふーん、直毛さんにも悩みがあるんだ…でも、そんなの、私から言わせれば、贅沢な悩み!!
私がサラサラにするために、どれだけお金かけているの?!
クセ毛や天パの人憧れ、真っ直ぐサラサラストレート。
そんな願いを叶えてくれる強い味方、「縮毛矯正」
私は大学生の頃に、初めて出会いました。
ちょっと高いけど、アルバイト代を貯めて、初めてかけた時のことは今でもよく覚えています。
もう、とにかくサラッサラッ。ちょっと不自然なほどに。
クルクルというよりウネウネな前髪と顔周りのクセに悩まされていた私には、嬉しくて嬉しくて。
ずっと、首降って、髪がサラサラ揺れるのを楽しんでいました(笑)
いつも気にして、前髪ばっかり触っていたのに、髪がサラサラになるだけで、こんなにも世界は変わるんだ!と思いました。
なんだか自分にも自信が出てきて、ついには憧れの人に思いを伝え、彼氏もできました!
女性にとって、髪ってほんと大事ですよね!!
それから、約20年、縮毛矯正と一緒に生きていると言っても過言ではありません。
最近では、自然な感じの縮毛矯正や、毛先だけ少し丸くしてくれたり、アレンジもあって、進化していますよね。
今回は、私もお世話になっている縮毛矯正について、またそれを長持ちさせる方法について迫ります。
目次
縮毛矯正とストレートパーマの違いは?
縮毛矯正
くせ毛やデジタルパーマをストレートにできる。施術した部分は、半永久的にストレートになる。
ストレートパーマ
主にパーマを落とすのが目的。カールなどのパーマと同じで、時間が経つと落ちてしまう。
ストレートパーマと縮毛矯正の大きな違いは、熱を加えるか加えないかにあるようです。クセ毛が気になる人は、縮毛矯正をかけることが多いですね。
縮毛矯正Q&A
みんなどれくらいの頻度でかけてるの?
クセの強さにもよりますが、ロングの人は大体4~6か月、ショートの人は3~4か月に一度が多いようです。とは言っても、しょっちゅうかけると髪に負担がかかるし、お金もかかる。そんな時は気になる顔周りのフロントだけなど部分メニューもありますので、それでしのぐといいでしょう。
だいたい年中ボブの私の場合は、必ず5月末にかけて、梅雨の季節に備えます。それから、前髪が気になりだすので、2か月後くらいに前髪と顔周りだけかけます。その後、秋に全体的にかけます。あとは、春先に部分か全体か、髪の状態を見てもらって決める…という感じです。独身の頃は、縮毛矯正+毛先だけパーマかけたりもしていました。カラーも別にするので、お金も時間もかかりまくりでした。
現在は、子持ちになり、美容室にも頻繁に通えないので、梅雨前と年末の二回かけ、あとは部分的にヘアアイロンでしのいでいます。
髪への負担は?
縮毛矯正は1剤目で髪のたんぱく質のシスチン結合を断絶して、軟化させ、髪を乾かしたあと、アイロンで髪をストレートにし、2剤目の過酸化水素などの酸化剤で固定…
おっと!ちょっと難しい話になってしまいました。
健康な髪の毛は弱酸性ですが、縮毛矯正の薬剤はアルカリ性のものが多く、髪の㏗がアルカリ性に傾くので、傷みやすくなるそうです。
ただ、最近は髪に優しい酸性の薬剤もあるようです。
かけたその日にシャンプーしてもいい?
昔からかけている人は、48時間シャンプーしちゃダメといわれたことがあると思います。私も言われていました。今は薬剤が進化しているので、当日にシャンプーをしたからといって、縮毛矯正がとれるわけではないそうです。しかし、私はその日はシャンプーしません!
長持ちさせるアフターケア
ヘアケア
シャンプーは、髪の毛に優しい弱酸性かアミノ酸系のシャンプーを選ぶと良いでしょう。アルカリ性に傾いている髪の毛を徐々に弱酸性に戻してくれる効果があるようです。また、洗う時は頭皮を優しくマッサージするように洗うことを心がけましょう。
髪の毛は一度ダメージを受けるとお肌と違い、回復しないので定期的にトリートメントをしてあげると良いでしょう。
できれば、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)もつけてあげたらなお良いです。
年中縮毛矯正にお世話になっている私が愛用するシャンプーはこちら
ドライヤーやアイロン
髪が濡れているとキューティクルが開いた状態なので、ダメージを受けやすいです。シャンプーのあとは早く乾かすことが大事です。早く乾かすことで、もちが良くなります。また、少し引っ張りながら乾かすと良いですよ。
ドライヤーをするときは、根元から乾かします。毛先から乾かすと、オーバードライになって毛先がパサつく原因になります。そしてドライヤーの仕上げは、頭の上、斜め45度くらいから良いそうです。
ヘアアイロンの熱でもダメージを受けるので、髪が伸びてきてクセが目立つ部分だけにしたほうがいいようです。
ヘアアレンジ
縮毛矯正はかけたら8~9割は終わっているそうですが、あとは薬剤が安定するまで2、3日かかるそうです。なので、かけたあとは、1~2週間は耳にかけたり、髪を結んだりしないことが大事です。
でもお仕事をしていると髪を結ばないというのはなかなか難しいですよね。
シュシュで結ぶなど、跡がつきにくいものでまとめるといいですよ。
まとめ
●シャンプーは、弱酸性かアミノ酸系を。
●定期的にトリートメントで栄養補給を。洗い流さないトリートメントもおすすめ。
●かけた後1~2週間は髪の毛を耳にかけたり、結んだりしない。ヘアアレンジは控える。
●結ばないといけない事情がある場合は、きついゴムではなくシュシュでまとめる。
●シャンプーのあとは濡れたままにせず、すぐ乾かす。
●ドライヤーをかけるときは、少し引っ張りながら根元から乾かす。
●ヘアアイロンを使う場合は、熱でダメージを受けるので、クセが目立つところだけかける。
いかがでしたか。
縮毛矯正はくせ毛の人には強い味方です。
私のように世界が変わったと感じる人も多いと思います。
ただ、かけるとなると、お金と時間がかかるし、髪への負担も気になるところです。
少しでも長持ちさせるために、まずは縮毛矯正の特性を知りましょう。
そして、自分の髪に合う簡単ケアを取り入れながら、夢のサラサラヘアを楽しみましょう!
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