
寒い冬も峠を越えて、もうすぐ春。
別れと出会いの季節です。
そして、たくさんの生命のエネルギーがあくれる季節。
子どもたちにもたくさん春を感じてほしいですね。
ここでは、保育士厳選の春に読みたい絵本を年齢別にご紹介します。
この記事を書かせていただく私は、元保育士の30代専業主婦です。
10年間保育士として勤務をしていましたが、出産と共に退職をし、現在は2児の母をしています。
それではいってみましょう!
目次
春におすすめの0歳児向け絵本
まずは0歳の乳児向け絵本です。
「だるまさんシリーズ」かがくいひろし作
かがくいひろしさん作の有名な絵本ですね。
”だるまさんが” ”だるまさんの” ”だるまさんと”は、赤ちゃんが笑う絵本として、評判になりました。
”だ・る・ま・さ・ん・が・・・”とリズミカルかつ間を十分にとり、子どもとコミュニケーションをとりながら読み進めていくことで、”今度はいったい何が来る!?”と子どもは、期待に胸を膨らませます。
中でも、”だるまさんが”の最初のページ”どてっ”では、子どもも大喜びで転げてしまいます。
「てんてんてん」わかやましずこ作
てんてんてん てんとうむしさんが出てきたり、きいろいちょうちょさんなどたくさんの春の虫さんたちが登場します!
子どもを楽しい虫の世界に誘ってくれますよ♪
春になったら、虫さんもたくさん出てきますよね。
保育園でも、お散歩に出かける機会の多い季節です。
そんな春に、虫さんたちと出会う前に読んで、子どもの虫への興味を持たせてくれる、そんな1冊です。
この本を読んだ後に、子どもと虫を見つけて、共感しあえたら、素敵ですね♪
春におすすめの1歳児向け絵本
次に1歳の幼児向け絵本です。
「ちょうちょひらひら」まどみちお文
とっても春らしい絵本になっています。
うさぎちゃんにちょうちょが飛んできてうふふ♪
シカさんにとまってえへへ♪
さぁ次はいったい誰にとまるかなぁ~!?
ほんわかとしたかわいらしいタッチの絵に心が穏やかな気持ちになります。
また、1歳児の子は、ちょうちょが飛んでいる様子に「うわぁ~」と感動して見とれていますよ♪
1歳児になると、歩行もしっかりとしてくる子も多くなり、ちょうちょを見つけると、一緒に追いかけることも可能になってきます。
そんな年齢だからこそ、お散歩に出かける前など、春にぜひ読んでいただきたい絵本の一つです。
「もしもしおでんわ」松谷みよこ作
赤いおひさまや黄色いちょうちょさんからモモちゃんへお電話です。
いわさきちひろさんの淡く柔らかいタッチの絵がとても印象的なこの絵本。
優しく暖かな気持ちに子どもたちを包んでくれますよ。
さて、次はだれからおでんわかかるかな?
春におすすめの2歳児向け絵本
最後に、2歳の幼児向け絵本です。
「はらぺこあおむし」エリックカール
みんな大好き「はらぺこあおむし」
色合いの美しさだけじゃなく、穴あきの仕掛け絵本となっているところも、子どもの興味をそそりますね。
たくさん食べて、おなかになって青虫さんが、最後には、きれいなちょうちょになります。
1ページまるまるを使って描いているちょうちょ。
その迫力が子どもたちにとってはとても魅力的に違いありません!!
「こぶたほいくえん」中川李枝子作
初めての保育園に最初は不安だった三人の子ブタさんたち、しかし、楽しい経験を少しずつしていくうちに、保育園が好きになる、そんなお話です。
2歳になると、保育園に入園したり、幼稚園の年少々クラスに通ったり、一時保育を利用したり・・・
園での生活を始める子も多いと思います。
初めての生活に不安になっている子どもたちも、自分と重ね合わせてみている子もいるかも知れませんね♪
最初は不安な気持血もあるかもしれませんが、だんだん保育園が好きになってくれたらいいな。
そんな気持ちを込めて、私は読んでいた1冊です。
春にぴったりな絵本の一つですのでぜひ読んでみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか??
ご紹介した絵本をまとめます。
春は明るい絵本が多くていいですね。
絵本を通じて、親子で春を存分に感じてみてください。
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