
春が旬の果物といえば、ビタミンCが豊富で栄養が高いいちご。大人も子供もいちごが好きな人は、多いのではないでしょうか?
いちご狩りも春の大人気のイベントの1つですよね。おいしくて、つい食べ過ぎてしまいがちですが、その後に下痢になったり、トイレが近くなって困った経験はありませんか?
そんな方向けに、今回は、いちごを食べるとなぜ調子が悪くなるのか?どのくらいの量を食べるのがちょうどよいのか?お伝えしていきたいと思います。
目次
いちごを食べ過ぎると下痢になるの?
いちごを食べると下痢になる原因は大きく分けて3つ考えられるます。
- ビタミンC
- キシリトール
- 身体を冷やすため
1つずつ見てみましょう。
ビタミンCが原因
いちごにはビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCは美肌効果や抗酸化作用などの美容効果や、風邪予防や疲労回復を助ける働きがあります。
さらに、腸の活動も活発する働きもあります。
しかし取り過ぎると、腸に働きかける分、下痢を引き起こす場合もあります。
特に、お腹が空いている時に接種すると起こりやすいので、食べるタイミングにも気を付けましょう。
キシリトールが原因
いちごには、キシリトールという成分も多く含まれています。
キシリトールは、天然の甘味料で、虫歯予防に効果があり、ガムや歯磨き粉に入っている成分として有名ですね。
このキシリトールは、非常に消化吸収がされにくい性質を持っています。
摂取した後、小腸で吸収されないと、大腸の水分が増えます。
そのために、便が緩くなってしまうのです。
身体を冷やすため
東洋医学の観点からみるといちごは涼性で、身体を冷やす性質を持っています。
そのため、元々冷え性の人が食べ過ぎると、身体がさらに冷えてしまいます。
冷えると身体は水分を溜めやすくなり、そのため下痢を引き起こしやすくなります。
いちごを食べ過ぎるとトイレが近くなることも?
下痢の原因を見てみましたが、今度はトイレが近くなる原因を見ていきましょう。
主に2つあります。
- カリウム
- 身体を冷やすため
1つずつ見ていきましょう
カリウムが原因
いちごに含まれるカリウムは、利尿作用があります。
そのため、トイレが近くなる原因と考えられます。
身体を冷やすため
下痢の原因と同様に、東洋医学的な観点では、いちごが体を冷やす性質を持つことが、頻尿の一因となっています。
胃腸が冷えると消化吸収力が落ちやすくなるため、頻尿の原因となります。
いちごの適量は一日何個?
せっかくおいしいのに、後から下痢や頻尿に苦しむのは嫌ですよね。
それでは、いちごはどれくらい食べるのが適量なのでしょうか?
いちごは、小ぶりなら10個、大ぶりなら5個で、一日に必要なビタミンCを摂取することができます。
食べ過ぎて毒にはなりませんが、元々胃腸が弱かったり、冷え症の人は、下痢や頻尿になりやすいので注意が必要です。
そのため、自分の体質、体調と相談して食べる量を調節することをおすすめします。
まとめ
いちごの食べ過ぎで、下痢や頻尿となるのはなぜか、ご理解いただけましたか?
栄養価が豊富で、旬の時期にはさらに栄養価は高まります。
おいしく楽しくいちごを食べられるように、後のことも考えて、身体は冷えていないか?胃腸は弱っていないか?ご自身の身体とよく相談してみてください。
無理せずに、自分に合った量を召し上がってください。
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