
きれいに痩せるためには美容に良い栄養素がたくさん入っている野菜は欠かせません。
野菜ジュースは、手軽に飲めるのでダイエットの助けになり、中でもトマトジュースは、ダイエット時におすすめの飲み物としてメジャーな存在です。
ですが、量を間違えると逆効果で太ってしまうとも言われています。
そこで、ここでは、トマトジュースを飲み過ぎると太るのか?という疑問と、ダイエット時のトマトジュースの飲み方・適量について調べてご紹介します。
トマトジュースの飲み過ぎは太ると言われる理由

トマトジュースには、リコピン、食物繊維、カリウムなど栄養がたっぷり入っているので、ダイエット中の空腹を満たすのにぴったりです。
ただ、空腹を満たすのに、美容効果もあるからいいと思って飲み過ぎてしまうと、肥満の原因となる糖質や、むくみの原因となるナトリウムも入っているため、かえってダイエットには逆効果になってしまうのです。
また、水と違ってカロリーもあるので、必要以上に摂ると脂肪として蓄積されるため、やはり摂り過ぎは肥満の原因となります。
とはいえ、他のジュースや野菜ジュースと比べると、糖質やカロリーは低いので、ダイエット向きの飲み物といえます。
トマトジュースに含まれる主な栄養をお伝えします▼
●リコピン
トマトに含まれている赤い色素。強い抗酸化作用が持っていているため、活性酸素を除去する作用があります。
活性酸素は紫外線の刺激で発生するもので、シミ、シワの原因となるものです。
日焼け前、アフターケアにもリコピンを摂ることはおすすめです。
●食物繊維
腸内環境を整え、腸の働きを刺激するので、お通じがよくなります。
●カリウム
細胞の正常な活動をサポートし、老廃物の排泄を尿として排泄する働きをします。利尿作用があるため、むくみの防止になります。
このように、きれいに痩せるためにはうれしい栄養素がたくさん入っています。
しかし、いくら美容にいいからとはいえ、飲みすぎには気を付けなくてはなりません。
●糖質
エネルギー源として利用される、とても重要な栄養素で、ごはん、パン、麺類、いも類、くだものなど、様々なものに含まれています。
そのため、どちらかというと摂り過ぎてしまいがちな栄養素です。
過剰な糖質は、体脂肪として蓄えられるため、摂り過ぎると肥満の原因となります。
●ナトリウム(塩分)
ミネラルのバランスをとるために不可欠なものですが、日本人は食事から塩分をたくさんとっているので、余程なことがない限り、不足することはありません。
トマトジュースでダイエットするなら適量は?タイミングは?

トマトジュースを選ぶときは、無塩、無糖でリコピンが豊富に入っているものがおすすめです。
量は1日コップ1杯、夜飲む方が、効果が期待できます。
リコピンは、代謝を上げ、体を若々しく保つ成長ホルモンを分泌させます。
成長ホルモンは、寝ている間に分泌されるので、夜寝る前の2~3時間前に飲むとよいでしょう。
特に22時~2時までが成長ホルモンの分泌量が多いので、その時間に眠れているよう、就寝時間を調整するとさらに効果が期待できます。
もし、夜に飲むときにカロリーが気になる場合は、食事を摂らずトマトジュース1杯に置き換えた方が、カロリーは抑えられます。
おすすめのトマトジュースをご紹介します▼
●カゴメトマトジュース食塩無添加 720ml
エネルギー:40kcal、 たんぱく質:1.7g、 脂質:0g、 炭水化物:9.2g、 ナトリウム:1 ~23mg、 糖質:7.8g、食物繊維:1.4g、食塩相当量:0 ~0.06g、カルシウム:14mg、カリウム:600mg、リコピン:15.9 ~27.8mg、GABA:24mg
●デルモンテ食塩無添加トマトジュース 900g
エネルギー 23kcal、たん白質 0.9g、脂質 0g、糖質 4.5g、食物繊維 0.9g、ナトリウム 72~170mg、カリウム 230mg、カルシウム 11mg、、ビタミンA 54~290μg、食塩相当量 0.1~0.5g
●伊藤園 理想のトマト
|
エネルギー75kcal、たんぱく質1.0~5.2g、脂質0g、ナトリウム6~167mg、糖質13.7g、食物繊維2.5g、カリウム741mg、ビタミンE 3.7mg、ビタミンK 8μg、ショ糖0g、リコピン30mg、食塩相当量0.01~0.43g
まとめ
摂り過ぎなければ、美容効果も高く、栄養素もしっかり摂れるトマトジュースはダイエットにぴったりの飲み物であることが分かりました。
飲み過ぎに注意して夜の1杯を継続すれば、3か月くらいで体質改善は期待できるので、きれいに痩せるためにぜひ続けてみてください!
コメントを残す