年齢を重ねてくると、女性の悩みで、多くなってくるのが薄毛。
実際、私の母も昔から薄毛を気にして、カーラーを巻いたり、パーマをかけたり、ふんわり仕上がる努力をしていました。
正直、なぜ女性でも薄毛になるの?薄毛って男性の悩みだけじゃないの?って思っていました。
しかし、私も産後、抜け毛に悩まされました。
その時は、このままはげてしまうのでは?と思ったほどです。
毛量が多かったし、長引かなかったのでよかったですが、母の気持ちがちょっとわかった気がしました。
街ではいたるところに女性のウィッグが売られています。
テレビでは、植毛や女性用育毛剤のCMもよく見かけるようになりました。
かなりの女性が悩んでいるようです。
薄毛になってしまったら、それを隠すのにもお金がかかってしまいます。
好きなヘアスタイルも楽しめません。
なんと言っても、髪が少ないと、どうしてもふけた印象に。
アラフォーの私たちにも、関係ない話ではありません。
そろそろ気をつけなければならない時期が近づいています。
手遅れになる前に、対策をしておきたいところです。
ここでは、今現在、薄毛で悩んでいる人にもまだの人にも知ってほしい「女性の薄毛の主な原因と4つの対策」をお伝えしたいと思います。
目次
女性の薄毛の主な原因
薄毛になる原因として、加齢現象、ストレス、女性ホルモンバランスの乱れ、産後の抜け毛があります。
加齢現象による薄毛
加齢により頭皮は硬くなりやすく、血流が悪くなります。
そうなると、髪の成長に必要な栄養分が毛根に届きにくくなり、ハリやコシのない細い髪になるので、抜けやすくなります。
少し高齢の女性はパーマをかけてる人が多いと思いませんか?私の母も母の友達もみんなパーマをかけています。
髪にボリュームがなくなると、パーマをかけていないとペチャンコの髪になって、見た目が悪くなってしまうからなんですね。

ストレスによる薄毛
頭皮の血行が良い時は、十分な栄養を受け取ることができ、髪の毛が抜けても、健康な髪の毛がまた生えてきます。
しかし、ストレスで自律神経が乱れ、血行不良になると、十分な栄養を受け取れず、髪の毛が抜けてしまいます。
その後、新たに生えても弱い髪の毛だったりして、薄毛の原因に。
子育て中のママは、子どもにイライラ、夫にイライラ、仕事にイライラ、産後の体形の変化や髪の悩みにもイライラ。
こんな毎日で、「ストレスまったくありません」とは言えませんよね。
小さなストレスの積み重ねが、薄毛に大きく関係してくるわけです。
女性ホルモンバランスの乱れによる薄毛
女性ホルモンとは卵巣から分泌されるホルモンで、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
このうち、エストロゲンは女性らしさに関わるホルモンで、肌や髪の潤いを守ったり、女性、特有の体を作るために必要なホルモンです。
この女性ホルモンの分泌が乱れると、薄毛にもつながってきます。
産後の抜け毛による薄毛
女性が妊娠した時、出産前は女性ホルモンが活性化しますが、出産後には女性ホルモンが減少します。
それは赤ちゃんを産むことにより、赤ちゃんの成長に必要だった分の女性ホルモンの分泌がストップするからです。
女性ホルモンのうち、エストロゲンは妊娠中には、妊娠を維持する働きがあります。
それに加えて、髪の毛の成長を促したり、髪の毛を維持する働きがあります。
そのため妊娠中は髪の毛に良いヘアサイクルがうまれますが、出産後はエストロゲンが減少するため、ヘアサイクルが妊娠中より悪くなり、抜け毛が増えるのです。
私も悩んでいた産後の抜け毛。
髪を洗うと、排水口が自分の髪の毛で詰まってしまうくらい、抜け毛がひどかったです。
ホルモンの変化と初めての子育てにストレスもあったに違いありません。
女性の薄毛の4つの対策
では、上記の原因について対策をどうしたらいいのか、と思いますよね。
共通して言えるのは、女性ホルモンと血行の働きが関わっていることです。
女性ホルモンを増やせたらと思いますが、これは年々減るものであり、増やせるものでもありません。
増やすとしたらホルモン注射になるのかなと思いますが、莫大な費用になりそうです。
そこで、自分でもできる「女性ホルモンを増やすのではなく補う」という視点で対策をまとめてみました。
バランスの良い食事
バランスの悪い食事は、体の健康にも良くありません。健康に良い、バランスのとれた食事が髪にも理想的といえるでしょう。
その中でも、特に良いとされるのが、発酵食品(納豆など)、オリゴ糖が含まれている野菜、食物繊維が豊富な野菜です。
腸内環境を整えることを意識した、バランスのとれた食事で髪に十分な栄養を送りましょう。
十分な睡眠
睡眠といっても質の悪い睡眠ではなく、良質な睡眠を心がけてみてください。
7時間の睡眠が良いとされていますが、ただ7時間寝ればいいのではありません。
寝る前の2時間は何も摂取せず、パソコンや携帯などの使用を控えて、体がリラックスできる準備をします。
睡眠を十分とることで、ストレスによるホルモンの乱れを予防できます。
子育て中のママには、7時間の睡眠はなかなか難しいかもしれませんが、たまには旦那さんと子どものお世話係を交代して、ゆっくり睡眠をとりたいですね。
ずっと素敵な奥さんでいてほしいなら、旦那さんも頑張ってくれるかもしれません。
適度な運動
適度に体を動かすことにより、血行が良くなり、ストレスの発散につながります。
過度な運動すると、逆にストレスになるので、自分のペースで自分の好きな運動や体操をするのがいいと思います。
育毛剤の使用
やはり何もしないよりは育毛剤を使うこともありかなと思います。
髪の毛に栄養を与えてくれます。
育毛剤なんて、と抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、女性専用のものも売られていますし、店頭で購入するのは恥ずかしいと思われる方は、ネットでも購入ができます。
まとめ
【主な原因】
加齢、ストレス、女性ホルモンの乱れ、産後の抜け毛など
【自分でできる4つの対策】
- バランスの良い食事をする
- 良質な睡眠をとる
- 適度な運動をする
- 育毛剤の使用
誰でもできる簡単な方法で薄毛の対策ができることが分かりました。
でも、ただやったからといって、1日、2日で改善されるわけではなく、毎日の継続によって改善されていくものだと思います。
今すぐになんとかしたいというのであれば、カツラやウィッグがもっと手っ取り早いですが、根本的に考えるなら、継続は力なりです。
アラフィフ・アラカン世代になっても、フサフサ・つやつやな髪でいろんなヘアスタイルを楽しんでいる女性って、とても素敵ですよね。
私たちアラフォー世代も、日々の生活から少し意識し、できることから取り組み、そんな素敵女性を目指しましょう。
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